出会ってすぐ連絡先を聞く方法、断られない空気の作り方

連絡先を聞くタイミング、みんな遅すぎる。

合コンで盛り上がって、デートみたいな雰囲気になって、でも聞けないまま終わる。街で話しかけた子と会話が弾んで、いい感じだったのに聞けなかった。後で後悔する。あの時聞いておけば、って。

スカウトで路上に立ってた7年間、連絡先を聞くことが文字通り仕事だった。声をかけてから連絡先をもらうまでの時間、長い時でも15分くらい。短い時は3分もかかってない。なんでか。

目次

なんで連絡先を聞けないのか

断られることを「拒絶」と思ってる

断られたくない、という気持ちは分かる。

でも断られることへの怖さって、実際の断られる痛みより、頭の中で作り上げた断られる痛みの方がずっと大きい。スカウトを始めた頃、自分も断られることが怖くて怖くてしょうがなかった。でも毎日何十回も声をかけて断られ続けると、断られることへの耐性がつくというか…断られてもただそれだけの話だ、って体でわかってくる。

断られることを恐れてる人って、断られた瞬間に「自分が否定された」と感じてる。でもそれは違う。連絡先を断られるのは、今この状況でこの関係で交換する気になれなかった、ってだけ。その人の人間性を否定してるわけじゃない。

この区別がついた瞬間から、聞けるようになる。

タイミングを計りすぎてる

もっとよく知ってから聞こう、もう少し仲良くなってから、もっと盛り上がってから。

このもう少しを探してる間にタイミングが来なくなる。というか、タイミングって待つものじゃなくて作るもの。計りすぎてる人は一生聞けない。計らなかった人だけが聞ける。

スカウト時代に先輩に言われた言葉で今でも刺さってるのが、「聞ける状況を待ってるやつは永遠に待ってる」だった。そりゃそうだよ、完璧なタイミングなんてないから。ちょっと早いかなってくらいで動いた方が、結果的に自然に見える。

連絡先交換を「大事な儀式」にしてる

連絡先を聞くことに勝手に重みを乗せてる。ここで聞いたら告白みたいになるんじゃないか、重く思われるんじゃないか。

でも連絡先の交換ってそんなに大げさなことじゃない。友達になりたい人に連絡先を聞くのと同じ行為。意味を重くしてるのは自分だけ。相手は「あ、また連絡しましょうってことかな」くらいの感覚でいることの方が多い。

軽く扱えてる人の方が、自然に聞けてる。

連絡先を聞きやすい状況と聞きにくい状況

聞きやすいのはここ

話が盛り上がった直後、笑いが起きた直後、共感が生まれた瞬間の直後。

場の温度が高い瞬間に聞くと、相手も気持ちが前を向いてるから、自然に交換できることが多い。温度が高い瞬間ってのは、会話がいい感じに流れてる最中じゃなくて、何か一つ盛り上がった後の余韻の時間。そこがタイミング。

あとは別れ際。これが一番自然に見える。話してた流れで終わりになる瞬間、「またどこかで話しましょう」という言葉が最も自然に出てくるタイミングだから。

スカウトで一番使ってた別れ際のパターン、実際に機能してた。会話が一段落ついて、相手が「そろそろ行かなきゃ」ってなった瞬間に聞く。この流れで聞くと、連絡先の交換が会話の自然な続きになる。

聞きにくいのはここ

話が始まってすぐ。相手の警戒が解けてない段階で聞くと、目的から逆算して話してたのがバレる。

盛り下がってる最中。沈黙が気まずくなってきた時に連絡先を聞こうとする人がいるんだけど、これは逃げに見える。場が死んでるのを連絡先交換で終わらせようとしてる感じ。

相手が急いでる様子の時。焦ってる人に連絡先を聞くと、断るのも悪いという気まずさを利用してる感じになる。相手が余裕のある状態の時じゃないと、快い交換にならない。

実際に使える聞き方、パターン別

会話の続きを理由にする

「またこの話、続きしたいんですけど」「この間言ってたお店、今度教えてもらえますか」みたいに、連絡先を交換することに理由をつける。

連絡先を交換すること自体を目的にしない。連絡先を交換した先にある何かを提示する。相手からすると、連絡先交換がゴールじゃなくて、また話す機会を作るための手段になる。目的がはっきりしてる依頼は断りにくい。

スカウト時代、これが一番自然に見えた方法だった。「仕事の話もっと聞かせてもらえますか、LINE教えてもらっていいですか」みたいな。連絡先を聞いてるのに、聞いてる感が薄い。

共通点を使う

話してる中で出てきた共通点を入り口にする。

え、〇〇行ったことあるんですか、自分も好きで。今度一緒に行きませんかって流れで連絡先に持っていく。共通点があると、次に会う理由が自然に生まれる。次に会う理由があると、連絡先の交換が必然になる。

ただしこれ、共通点を作ろうとして嘘をつくのはダメ。実際にない共通点を作って連絡先を取っても、次に会った時にバレて関係が終わる。スカウト時代に後輩がやらかして、連絡が来なくなったのを何度か見た。

相手から聞いてもらえる状況を作る

これが一番洗練された方法で、一番難しい。

自分が面白い存在になると、相手から聞いてくる。仕事の話や趣味の話で「それ、詳しく聞きたい」となった時、相手から「またお話ししたいのですが、連絡先教えてもらえますか」ってなる。

スカウトで路上に立ってた頃、自分から聞くより相手から聞いてくる時の方が明らかに成功率が高かった。当たり前なんだけど。相手から聞いてくる状況って、こちらの話が相手の中で続きが気になる状態になってる時。その状態を作れると、聞き方の技術とか関係なくなる。

でも毎回これができるわけじゃないから、ほかの方法も持っておく必要がある。

直接聞く

えっとこれが一番シンプルで、意外と効く。

「連絡先交換してもらえますか」ってただ言う。前置きなし、回りくどい理由なし。直接聞く人って意外と少なくて、だからこそストレートに聞かれると相手も「あ、シンプルに言ってくれた」ってなる。

回りくどい聞き方って、目的を隠そうとしてる感が出て、逆に意図が透けることがある。直接聞いた方が誠実に見えるケースも全然ある。

断られる確率は上がるかもしれない。でも断られたらただそれだけ。引きずらない人間には、直接聞くのが一番速い。

スカウト現場での成功と失敗、両方の話

完全に空回りした夜

スカウト1年目の秋。

路上で声をかけた子と会話が盛り上がって、いい感じが続いて、でも連絡先を聞くタイミングを計りすぎた。もう少し、もう少しって思ってるうちに、向こうが「あ、そろそろ行かなきゃ」ってなった。慌てて「あの、連絡先…」って言いかけた瞬間に、相手の顔が変わった。さっきまでのいい感じの空気が、一瞬で別のものになった感触があった。

「あ、ごめんなさい」って言われて終わった。

何がダメだったか。タイミングを計りすぎたのと、慌てて聞いたから声が上ずって、焦りが全部出てた。焦ってる人から連絡先を聞かれると、相手は困る。困った状態での断りは、お互いに後味が悪い。

余裕のある状態で聞いてたら、結果は同じ断りでも空気が違ったかもしれない。

3分で取れた夜

声をかけた子と数分話して、「仕事が面白そうですね、もう少し聞かせてもらえますか。LINE交換しませんか」ってさらっと言った。特に盛り上がってたわけじゃない。でも普通に「いいですよ」って返ってきた。

あの時何が違ったか。連絡先を聞くことを大事な儀式にしてなかった。普通の頼み事をするくらいの軽さで言えてた。

軽さって大事で、重みをかけてる側は相手にもその重みが乗っかる。軽く聞ける人は、相手も軽く答えられる。

断られても「あ、そうですか、ありがとうございました」って普通に引ける状態で聞いてたから、声のトーンに余裕があった。余裕があるから、相手も構えなかった。

断られた後の動き

引き際が綺麗な人間は印象が残る

断られた時の反応で、その人の人間性が出る。

「そうですか、話せてよかったです」ってすっと引ける人間は、断った側の記憶にいい形で残る。逆にしつこく食い下がったり、急に態度が変わったりする人は、断られた後の記憶の方が強くなる。

スカウト時代、断られた後に「分かりました、お気をつけて」って引いたら「やっぱり教えます」ってなった経験が何度かある。これ、引いたから戻ってきたわけじゃなくて、引き際が綺麗だったから相手の中の警戒が解けたんだと思ってる。

引き際の綺麗さって、次のチャンスを作ることもあるし、作らなくても自分の印象を守る。どちらに転んでもプラスになる動き。

理由を聞かない

断られた時に「なんで?」って聞く人がいる。

これ、相手を詰問してる状態になる。断るのに理由が必要な空気を作ってしまう。断ることって、理由がなくてもいいはずのことで、それを求めると相手が困る。

理由は聞かない。断られたらそこで終わり。それだけの話だよ。

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この記事を書いた人

ブログの著者プロフィール

元スカウトマン
どう声をかけたら止まってくれるか、どんな話題で心を開いてくれるか、どんな言葉で信頼してもらえるかを徹底的に研究するようになりました。
今はスカウトの現場を離れましたが、あの頃に培った実戦の会話術は、普通の恋愛やデート、職場での人間関係にもめちゃくちゃ役立つと思っています。

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