ミラーリングが恋愛に効くって聞いて、やってみた。
相手の仕草を真似する、話すペースを合わせる、同じものを注文する。心理学的に親近感が湧くって書いてあった。なのに、なんか相手の反応が微妙。距離が縮まるどころか、ちょっと変な空気になった気がする。ミラーリングって本当に効くのか。それとも自分のやり方が間違ってるのか。
スカウトで路上に立ってた頃、相手に合わせる、というのは自然にやってた。でも「ミラーリングをやろう」と意識してやると、なぜかうまくいかない。意識的に真似することと、自然に合うことは、全然別物だと気づいた。
ミラーリングって、効く時と逆効果になる時がある。その境界線の話をする。
ミラーリングとは何か
相手に合わせて親近感を生む技術
ミラーリングは、相手の仕草、姿勢、話し方を鏡のように真似することで、親近感を生むとされる技術。
人は、自分と似た相手に親近感を持ちやすい。仕草や話し方が合ってると、無意識に「この人とは合う」と感じる。この心理を使って、意図的に相手に合わせるのがミラーリング。
理論としては実在する。でも、使い方を間違えると、逆効果になる。
本来は無意識に起きるもの
ミラーリングって、本来は意識せずに起きる現象。
仲のいい人同士は、自然と仕草が似てくる。気が合う相手とは、話すペースが自然に揃う。これは、関係ができてるから自然に起きてること。意識して真似してるんじゃない。
ここが重要で、ミラーリングは結果であって、手段じゃない。親しいから真似が起きるのであって、真似すれば親しくなるとは限らない。
ミラーリングが逆効果になる理由
真似が見え見えになる
意識的にミラーリングをすると、真似してるのがバレる。
相手が飲み物を飲んだ直後に自分も飲む、相手が腕を組んだら自分も組む。これを連発すると、相手は「なんか真似してる?」と気づく。気づかれた瞬間、不自然さが際立つ。
真似してるのがバレると、操作されてる感じがして、かえって警戒される。
わざとらしさが伝わる
ミラーリングを狙ってやると、わざとらしさが出る。
自然に合ってるんじゃなくて、合わせようとしてる。その意図が、動きのぎこちなさに出る。わざとらしい動きは、相手に違和感を与える。違和感は、親近感の逆。
会話に集中できなくなる
ミラーリングを意識すると、真似することに気を取られて、会話に集中できなくなる。
相手の仕草を真似しよう、ペースを合わせようと考えてると、肝心の会話がおろそかになる。会話の中身より、真似することが目的になってしまう。これだと、本末転倒。
相手は、真似されることより、ちゃんと話を聞いてもらうことを求めてる。
相手のペースを無視した真似
相手のペースを無理に合わせようとして、不自然になる。
相手がゆっくり話すからといって、無理にゆっくり話すと、不自然に間延びする。相手が早口だからといって、無理に早口にすると、こっちが焦ってるように見える。無理な合わせ方は、ズレを生む。
ミラーリングの正しい使い方
自然に合う部分だけ合わせる
ミラーリングは、意識的に全部真似するんじゃなくて、自然に合う部分だけ合わせる。
相手のテンションに自然と合わせる、話のペースが自然と揃う。無理やり真似するんじゃなくて、会話に集中してたら自然に合ってくる、くらいがちょうどいい。
意識して真似するより、相手に興味を持って話を聞いてたら、自然と合ってくる。その自然さが、本当のミラーリングの効果を生む。
テンションを合わせる程度に
仕草を真似するより、テンションや雰囲気を合わせる方が自然。
相手が明るいテンションなら、こっちも明るく。相手が落ち着いた雰囲気なら、こっちも落ち着いて。この大きな雰囲気の合わせ方は、仕草を真似するより自然で、効果がある。
仕草の真似は気づかれやすいけど、雰囲気の合わせは気づかれにくい。
会話の内容で共感する
形だけ真似するより、会話の内容で共感する方が、ずっと親近感を生む。
相手の話に「それ分かる」と共感する、同じ感覚を持ってることを伝える。形の真似じゃなくて、中身の共感。これが本当の親近感を作る。
ミラーリングの本質は、相手と通じ合うこと。形を真似ることより、気持ちが通じることの方が大事。
やってはいけないこと
全部真似しようとする
相手の仕草を全部真似しようとする。
飲み物を飲むタイミング、腕の動き、姿勢。全部真似すると、確実にバレる。バレた真似は、気持ち悪い。一部だけ、自然な範囲で。
真似を連発する
相手の動きのたびに、すぐ真似する。
相手が動くたびに真似してると、明らかに不自然。真似の頻度が高すぎると、操作されてる感じが強くなる。
同じものを毎回注文する
相手と同じものを、毎回注文する。
「私もそれで」を毎回やると、自分の好みがない人に見えるし、合わせてるのがバレる。たまに合わせるくらいならいいけど、毎回は不自然。
真似に気を取られて会話を疎かにする
ミラーリングに集中して、会話がおろそかになる。
真似することが目的になって、相手の話を聞いてない。これだと、親近感どころか、上の空の人に見える。会話が最優先。
ミラーリングより効くこと
ちゃんと話を聞く
形を真似るより、相手の話をちゃんと聞く方が、親近感を生む。
話を遮らず、最後まで聞いて、共感する。ちゃんと聞いてもらえた、という体験が、何より親近感を作る。ミラーリングの小細工より、誠実に聞く姿勢の方が効く。
自然に興味を持つ
相手に自然に興味を持つと、合わせようとしなくても、自然と合ってくる。
興味があれば、自然と前のめりになる、テンションが合う、話に乗る。これは意識的なミラーリングより、ずっと自然で効果がある。
興味を持つことが、結果的に一番のミラーリングになる。
共通点を見つける
形の真似より、本当の共通点を見つける方が、距離を縮める。
同じ趣味、同じ感覚、同じ経験。本当の共通点が見つかると、それだけで親近感が生まれる。作った真似じゃなくて、本物の共通点。
声をかけた女性との会話で、相手に合わせる
相手が静かなら静かに話す、相手が明るいなら明るく。でも、これは意識して「ミラーリングをやろう」と思ってやってたわけじゃない。相手に興味を持って、相手の話を聞いてたら、自然と合ってた。
一度、意識的にミラーリングを試したことがある。相手の仕草を真似して、ペースを合わせて。でも、なんかぎこちなくなった。真似することに気を取られて、会話がおろそかになった。相手も、なんか変な空気を感じてたと思う。
意識的に真似すると、逆効果だった。
それ以来、ミラーリングを意識するのをやめた。代わりに、相手にちゃんと興味を持って、話を聞くことに集中した。そしたら、自然と相手と合うようになった。意識しない方が、ずっと自然に通じ合えた。
ミラーリングって、効く技術ではあるけど、意識的にやると逆効果になりやすい。真似が見え見えになる、わざとらしさが出る、会話がおろそかになる。
本当のミラーリングは、相手に興味を持って、ちゃんと話を聞いてたら、自然に起きるもの。形を真似ることより、気持ちが通じることの方が、ずっと親近感を生む。
ミラーリングを狙うより、目の前の人に本当に興味を持つこと。そうすれば、合わせようとしなくても、自然と合ってくる。その自然さこそが、本物の効果を生む。

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