店選びでセンスがあると思われたくて、つい背伸びする。
高級店を予約してみる、流行りのおしゃれな店を調べる、SNSで話題の場所をチェックする。なのに、なぜか相手の反応が微妙。気合いを入れたのに、なんかしっくりこない。あれ、センスいいと思われるはずだったのに、という空振り感。
スカウトで路上に立ってた頃、連絡先を交換した女性と食事に行く機会があった。店選びで失敗した経験も、うまくいった経験も両方ある。そこで気づいたのが、センスがいいと思われる店選びって、おしゃれな店を知ってることとは全然違う、ということ。
センスって、店のグレードじゃなくて、相手のことを考えてるかどうかに出る。
センスがいいと思われる店選びの誤解
高い店=センスがいい、ではない
高級店を予約すれば喜ばれる、と思ってる人が多い。
でも高い店って、必ずしもセンスがいいと思われるわけじゃない。背伸びしてる感、頑張ってアピールしてる感が出ると、逆に引かれることがある。しかも相手が気を使ってしまって、リラックスできないこともある。
センスがいいと思われるのは、店のグレードじゃなくて、その店が二人の関係や相手の好みに合ってるかどうか。
おしゃれな店=正解、ではない
SNSで話題のおしゃれな店、写真映えする店。これも正解とは限らない。
おしゃれすぎる店って、落ち着いて話せないことがある。内装は素敵でも、騒がしかったり、料理が映え重視で味がいまいちだったり。会話を楽しみたいデートで、店の雰囲気だけ良くても、肝心の時間が充実しないと意味がない。
おしゃれさより、二人が心地よく過ごせる空間かどうか。
知識をひけらかす店選びは逆効果
通な店、知る人ぞ知る店を選んで、知識をアピールしようとする人がいる。
「ここ、知ってる人少ないんだけど」みたいに。知識を見せようとしてる感が出ると、それはセンスじゃなくて自己顕示に見える。
センスって、見せようとした瞬間に消える。さりげなく相手にとっていい店を選べてる方が、ずっとセンスを感じさせる。
センスがいいと思われる店選びの本質
相手の好みをリサーチしてる
センスがいい店選びの一番の正体は、相手の好みを把握してること。
事前の会話で、相手が何が好きか、どういう雰囲気が好きか、苦手なものは何かを拾っておく。それに合わせた店を選ぶ。相手の好みに合った店を選べてると、それだけで「自分のことを分かってくれてる」という感覚が生まれる。
その感覚が、センスがいいという評価につながる。店そのものより、選んだ背景が評価される。
スカウトで連絡先を交換した女性と会う時、会話の中で出てきた好みを覚えておいて、それに合わせた店を選んでた。「この間、和食が好きって言ってたから」みたいに。覚えててくれた、という事実が一番喜ばれた。
会話ができる空間を選んでる
デートの本質って、店じゃなくて二人の時間。
その時間を充実させるには、会話ができる空間が必要。騒がしすぎない、落ち着いて話せる、適度な距離感で座れる。こういう条件を満たした店が、デートには向いてる。
どんなにおしゃれでも、会話ができない店はデートには向かない。会話を大事にできる空間を選べる人が、本当にセンスがある人。
さりげなく予約できてる
予約しておくこと自体が、相手のことを考えてるサインになる。
行き当たりばったりで店を探すより、事前に予約してある方が、ちゃんと準備してくれた感じが伝わる。しかもその予約をさりげなくやってると、よりスマートに見える。
「予約しておいたんで」の一言が、ちゃんと考えてくれてた、という印象を作る。
具体的な店選びのポイント
相手のリアクションが読める範囲を選ぶ
最初のデートで、相手の好みが完全に分からない時。
無難すぎず、攻めすぎない範囲を選ぶ。相手がどう反応するか読める範囲。極端に高級な店や、クセの強い店は、相手の反応が読めないからリスクが高い。
相手のことがまだよく分からないうちは、外しにくい選択をする。関係が深まって好みが分かってきたら、少しずつ攻めた選択をしていく。
静かに話せる店を優先する
会話を大事にするなら、静かに話せる店が一番。
照明が落ち着いてて、席の間隔が適度にあって、騒がしくない。こういう店は、二人の会話が自然と深くなる。前にデートの記事でも書いたけど、照明が落ち着いた空間は距離が縮まりやすい。
店の雰囲気が、会話の質に直結する。
二軒目への流れを作れる立地を選ぶ
一軒目だけで終わらせず、その後の流れを作れる立地を選ぶ。
近くに二軒目になりそうな店がある、少し歩ける道がある、夜景が見える場所が近い。一軒目の後に自然に流れを作れると、デートが続いて、別れ際の余韻も作りやすい。
店単体じゃなくて、その後の動線まで考えられてると、デート全体の設計ができてる。
自分が一度行ったことがある店を選ぶ
知らない店を予約するより、自分が行ったことがある店の方が安全。
味、雰囲気、サービス、店員の感じ。実際に行ったことがあると、これらが分かってる。初めての店だと、料理がいまいちだったり、雰囲気が想像と違ったりするリスクがある。
行ったことがある店なら、安心して相手を連れていける。しかも店員と顔見知りだと、それだけでこなれた感が出る。
やってはいけない店選び
背伸びしすぎる
自分のキャパを超えた高級店を選ぶ。
背伸びしてる感は伝わる。会計の時にちょっと焦った様子が出たり、店の雰囲気に自分が慣れてなかったり。背伸びは、どこかでボロが出る。
自分が自然体でいられる範囲の店を選ぶ方が、リラックスした時間を過ごせる。
相手の好みを無視する
自分の好きな店、自分が連れていきたい店を、相手の好みを考えずに選ぶ。
自分がいくらいいと思っても、相手の好みに合ってないと意味がない。相手が苦手な料理、相手が落ち着かない雰囲気の店だと、デートが台無しになる。
店選びの主役は自分の好みじゃなくて、相手と二人の時間。
選択を相手に丸投げする
「どこでもいいよ」「君が選んで」と、店選びを相手に丸投げする。
これ、楽なようで印象が悪い。相手のために考える手間を放棄してる、と見えることがある。決められない人、頼りない人、という印象にもつながる。
相手の好みを聞くのと、丸投げするのは違う。好みを聞いた上で、自分が選ぶ。その手間が、センスとして伝わる。
予約せずに行き当たりばったり
予約せずに当日店を探すと、入れなかったり、待たされたり、妥協した店に入ることになる。
行き当たりばったりは、準備不足に見える。デートを大事にしてない感じが伝わってしまう。
予約という一手間が、ちゃんと考えてくれた、という印象を作る。
スカウト時代の話
連絡先を交換した女性と初めて食事に行った時、最初は気合いを入れすぎて失敗した。
おしゃれで話題の店を予約した。内装は素敵だった。でも騒がしくて、会話がほとんどできなかった。料理も映え重視で、味はそこそこ。相手も気を使ってる感じで、なんか盛り上がらないまま終わった。
(店は完璧だったはずなのに、なんで?)
その後、別の子と会う時、会話の中で「落ち着いた静かな店が好き」って言ってたのを覚えてた。だから、自分が前に行ったことがある静かな和食の店を予約した。おしゃれさで言えば前の店の方が上だった。でも、その夜は会話が全然違った。ずっと話してた。
帰り際に「こういうお店、すごく好きです」って言ってもらえた。
おしゃれな店より、相手の好みに合った静かな店の方が、ずっと喜ばれた。センスがいいって、店のグレードじゃなくて、相手のことを考えてるかどうかなんだと、その時はっきり分かったよ。

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