女心が分からない男が変わるために知っておくこと

女心が分からない、って悩んでる男性に最初に言いたいのは、分からなくて当然だということ。

同じ人間なのになんで分からないんだ、という話じゃなくて、分からないのが普通の状態で、分かろうとする方向を間違えてる人が多い、という話をする。

スカウトで路上に立ってた7年間、毎日何十人もの女性と話してきた。7年経っても全部分かるようにはなってない。でも、分からないなりに関係を作れるようになってきたのは確かで、その変化はどこから来たか、振り返ってみると割とはっきり見える。女心が分からないという悩みを解決しようとしてる人に、方向を一個だけ変えてほしい話をする。

目次

女心が分からない、の正体

分かろうとしてる対象が間違ってる

女心が分からない、と言う人の大半は、女性全体の心理を理解しようとしてる。

女性って、こういう時にこう感じる。女性がこれを言う時は、本当はこういう意味だ。女性はこうされると嬉しい。こういう法則を頭に入れようとしてる。

でも女性って、一人一人全然違う。法則として当てはまる部分もあるけど、個体差の方がずっと大きい。法則を覚えても、目の前の一人に合わなかった時に全部崩れる。

分かろうとする対象を女性全体から目の前の一人に絞る。その切り替えだけで、全然違う話になってくる。

スカウトを始めた頃、女性の心理を法則として覚えようとしてた時期がある。この手順で話せば連絡先をもらえる、このセリフが効く、この話題で盛り上がる。でも全然うまくいかなかった。法則は法則で、目の前の人に合ってなかった。

目の前の人だけを見るようにしてから、変わった。

理解しようとすることと観察しようとすることは違う

女心を理解しよう、は頭の作業。女性がどういう状態にあるかを観察しよう、は体の作業。

理解しようとすると、答えを知識の中から引っ張り出そうとする。でも観察しようとすると、今目の前にある情報を拾おうとする。今この人の声のトーンはどうか、顔の表情はどうか、話すテンポはどうか、視線はどこを向いてるか。

現場の情報を拾える人の方が、理論を知ってる人より圧倒的に女性との会話がうまくいく。これ、スカウトで何百回も確認してきた事実。

全部を分かろうとしなくていい

これ、言われてみれば当たり前なんだけど、気づいてない人が多い。

女心が分からない、という悩みには、全部分かりたいという前提が隠れてることがある。でも人の心なんて、相手が女性でも男性でも、100%分かることはない。

全部分からなくていい。分からなくても関係が作れる、分からなくても距離が縮まる、そういう状態を目指す方がリアル。

女性が「よく分からない行動」をする理由

言葉と気持ちが一致してないことがある

「大丈夫」と言ってるのに大丈夫じゃない。「気にしてない」と言ってるのに気にしてる。「好きにしていいよ」と言ってるのに好きにしたら怒る。

これ、嘘をついてるわけじゃなくて、言葉にする前に気持ちの処理が追いついてないことがある。または言葉にすることで重くなることを避けてる。または自分でも何を感じてるか言語化できてない。

言葉だけを信じると混乱する。言葉と一緒に出てる情報、声のトーン、表情、その後の行動を合わせて読む。言葉より態度の方が、本音に近いことが多い。

状態によって全然違う反応をする

同じことを言っても、疲れてる時、機嫌がいい時、不安になってる時で、反応が全然違う。

これって当たり前のようで、忘れてしまいがちなポイント。昨日は笑ってくれたのに今日は素っ気ない、同じことをしたのに先週は喜んでくれたのに今週は怒られた。その変化を「女心は分からない」と括ってしまうことがある。

でも実は相手の状態が変わっただけで、自分への評価とは関係ないことが多い。状態を読む、という発想があると、混乱が減る。

答えを求めてるわけじゃないことが多い

何か話してる時、解決を求めてる時と、ただ受け取ってほしい時がある。これが分からないまま対応すると、解決を求めてない話に解決策を出してしまう。受け取ってほしいだけなのに、分析を返してしまう。

前の記事で何度も書いてきたことだけど、話してる時にどちらを求めてるかを見極めることが、女心の謎を解く一番の鍵だったりする。

女心が分からないを解決するための具体的なアプローチ

「なんで」を聞く勇気を持つ

分からない時、分からないまま推測するより聞いた方が早い。

「なんかいつもと違う感じがするけど、何かあった?」「さっきの話、もし嫌だったなら教えてほしい」みたいに。直接確認できる関係なら、推測で消耗するより確認した方が双方にとっていい。

聞くことへの抵抗って、怖いから。でも聞かないまま推測し続ける方が、関係にとってよくないことが多い。

ただし聞き方がある。詰問にならないこと、相手が答えやすい聞き方にすること。前の記事で書いたことが全部ここにつながってくる。

観察の精度を上げる

女心を理解しようとするより、観察の精度を上げることの方が現実的。

観察って、目で見て、耳で聞いて、空気を感じること。それだけ。特別なスキルじゃないけど、意識してやってる人とやってない人では、拾える情報の量が全然違う。

相手が話してる時に、内容より先に声のトーンを聞く。返しのスピードを感じる。どの話題で前のめりになるかを見る。スカウト時代に身についたこの習慣が、今でも一番使えてる。

答えを出すのをやめる

女心を分かろうとしてる人って、女性の気持ちに対して「答え」を出そうとしてることが多い。

今の沈黙は怒ってるのか悲しいのか、さっきの返しは冷たかったから嫌われたのか、この反応はどういう意味か。全部に答えを出そうとする。

でも人の気持ちって、一個の答えで説明できないことの方が多い。答えを出そうとすればするほど、当てが外れた時の混乱が大きくなる。

答えを出すより、そのまま受け取る方向に切り替える。分からなくていい、全部理解しなくていい、ただその人の状態に合わせて動く。その方が関係がうまく動くことを、7年かけて学んだ。

自分の状態を整える

これ、女心と関係ないように見えて一番関係ある。焦ってる状態、自分に自信がない状態、相手に執着してる状態。この状態にある人って、相手の行動全部が自分への評価に見えてくる。返信が遅い、顔が曇った、反応が薄い、全部が自分への評価として処理される。処理されると不安になる。不安になると観察ができなくなる。観察ができないから女心が分からなくなる。

自分の状態を整えることが、女心を読む精度に直接影響してる。これ、スカウト時代に気づいたことで、調子がいい日の方が相手の状態を正確に読めてた。

女心が分からない状態が生む悪循環

分からないから過剰に動く

分からないから不安になる。不安になるから動きすぎる。

LINEを送りすぎる、確認をしすぎる、機嫌を取ろうとしすぎる。この動きすぎが、相手にとっては圧になる。圧になると引かれる。引かれると余計に分からなくなる。

悪循環のスタートが、分からないことへの不安。不安を解消しようとした行動が、逆に問題を大きくしてる。

分からないから距離を置く

逆のパターンもある。分からないから怖くて、関わり方が雑になる。返信を適当にする、会う機会を減らす、話を聞かなくなる。距離を置くことで、傷つかないようにしてる。

でも距離を置いた分、相手との関係は薄くなっていく。薄くなった関係から女心を読もうとしても、情報が少なすぎて余計に分からなくなる。

どちらの悪循環も、分からないことへの不安が起点になってる。

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この記事を書いた人

ブログの著者プロフィール

元スカウトマン
どう声をかけたら止まってくれるか、どんな話題で心を開いてくれるか、どんな言葉で信頼してもらえるかを徹底的に研究するようになりました。
今はスカウトの現場を離れましたが、あの頃に培った実戦の会話術は、普通の恋愛やデート、職場での人間関係にもめちゃくちゃ役立つと思っています。

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